マジで体調が半端じゃなく悪く、寝れないので、久々に雑談を☆
最近書いてなかったから、ちょうど良い時間です(笑)
18歳の頃、ただの金の無いガキと言う言葉が似合った頃。
当時、死ぬほど貧乏だった実家は壁に穴が空いていたりと、撤去寸前のアパートだった。
よって、宅飲み的な事をすると常にオカンとの戦いが待っていたのだ。
そこで、金の無い若者の絶好の遊び場は「カラオケ」であろう。
当時、飲み歌い放題と言う画期的なカラオケが出来たばかりで、よく仲間と歌わなくても行っていた。
そこで、遊び盛りの私は友人Yと女の子2人で地元近くのカラオケへ出掛けたのだ。
当時は今ほど飲酒が厳しくなく、若さ故の勢い的なもので、車でGO!!(決して真似しないでください。そして今は決してしていません笑)
勿論、若いが故に盛り上がる事と勢いしか知らず、女の前だからと酒を煽り、歌い、煽り、を繰り返し完全に盛り上がりはピークに!!
しかし金の無い若者にとって安いからと言って何時間もは到底無理、よって2件目ではなく、オカンとの戦いの砦を越えなくてはならない宅飲みに挑まなくてはならなかった。
既に勢いは留まる事を知らず、帰りの車中はとんでもないボリュームと全力の歌声で満ちていた。
たまに寝ているとシャカシャカ鳴らして通る、非常に迷惑な若者の車......そう、あれです。
最低だが当時はこの上なく最高だった。
BGMは更に盛り上がる曲に移行し、もう車中では収まり利かないと友人Yが車外へ!
勿論走行中で50キロ以上は出ていた。
そこで友人Y氏は拳を突き上げ「箱乗り」を披露!!
後部座席に座る女の子も、それを見て更に盛り上がる!
勿論、俺も盛り上がり、車の通りが少ない田舎道を蛇行運転(マジで真似しないでください)
誰もが、この後に起こる大惨事を予想していなかった。。。。。。。。。。。。
キャーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
箱乗りしていた友人Yが落ちた!!!
理由は不明だが、サイドミラーに映った50キロ以上のスピードで回転する友人Yは、今でも目に焼き付いている恐怖の映像だ(笑)
しばらく状況が把握出来なかったが、とっさにブレーキを踏み、バックで戻っていた。
完全に女の子は泣いている。
さっきまでの盛り上がりが嘘の様だ。。
すぐさま友人に駆け寄る俺
するとそこには布団1個分位の血の海が!!
友人Y 「うぅぅぅ.......」(マジで死にそう)
俺 「大丈夫か!??」(んな訳無い!)
友人Y 「やばい.....マジ やばい......」(死にそうと言う意味で)
俺 「大丈夫だ!!」(根拠ゼロ)
友人Y「.......................うぅ.........」
女の子A「ダンプカー来てる!!!!」(よりによってダンプカーが来た....笑)
俺 誘導する この時初めて助手席の下に付いている赤い棒(発炎筒)を適切に使用する
ダンプ 迂回して行く
女の子B「足がめちゃめちゃ変な方向向いてる!!!」
俺はすぐに友人Yに駆け寄り、状況を把握する事に!
すると。
完全におでこが陥没し、割れ目からおびただしい量の血が出ていて、足は変な方向向いて、くたっとしていた。。
えらいこっちゃ!!!
友人Y 「俺 ど、どうなって る?」 (本当は大変な事になってます!)
俺 「たいした事無いよ、切れてるだけだわ」
..............................................................................................................................................
いざと言う時に意外と冷静になれた俺は、小学生の頃の体育授業を思い出していた。
斉藤先生 「骨が折れたりしている子がいても、折れてると言ってはいけません」
「不安な言葉は避けて、安心させてあげるのがパニックを防いでくれます」
その次の授業はドッジボールで、顔面に思いっきりボールを受けた土井君が鼻の骨を折ってしまった。
タイミングが良いのか、悪いのかは別として、僕らクラスメイトは授業の通り、土井君を安心させるように務めていた。
そこに斉藤先生が駆け寄った。
鼻血だらだらの土井君に投げかけた斉藤先生の言葉は!!
「土井っ!!!お前、鼻の骨 思いっきり折れてるぞっ!!!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
話は反れたが、凄まじい反面教師となってくれた斉藤先生に感謝☆
幼い俺には衝撃的な記憶であった為、その時にも的確に対応できたのだろう。
ナイス俺!!
車に積んでいたT-shを破り、友人Yの頭をきつく縛り止血。
そ~っと後部座席に運び、いざ救急病院へ!!
その車内で、友人Yを膝枕にして手厚い看護をしていた女の子Bに友人Yは、何度も告白していたのを今でも覚えている。
死に直面すると、男性は子孫を残そうとする潜在的な本能が働き出すらしいが、死に直面して、告白からスタートだと、子孫繁栄どころか、一回目のデートにこぎ着けるのさえ時間が掛かりそうだ(笑)
そこでやっと救急病院に到着!!
受付で適当な言い訳を済ませ、早速処置!!
俺は看護師に「斉藤先生の教え守ったよ!!」と半ば笑顔でアイコンタクトを送っていた。
そこで結んだT-shを解いて、局部を見た瞬間..........................
「あんた!めちゃめちゃ陥没してるんじゃないのっ!!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その後、友人Yは一ヶ月以上の入院を宣告され、私は友人Yのオカンと自分のオカンに激しく叱られ、その腹癒せに、お見舞い雑誌を、全て「チャンプロード」(ヤンキー雑誌)に統一しました。(僕も友人もヤンキーではありません笑)
以上 おわり。。。。